目的

鹿島神流武道連盟は、主に大学等の教育・研究機関において、長い伝統を有する古武道・鹿島神流の講武を行い、道統の継承と進歩・普及を図ることを目的とします。


組織

当武道連盟は、先代の國井善弥から師範家を委任状にて継承している關文威が1970年代に発足させたものであり、現在では1000名余の登録会員を有する団体です。2021年より、関谷亮一(警視庁)が講武総長を、赤木和人(東北大学)が事務総長をそれぞれ務めます。各会員は支部・支署に属し、各支部や各支署は武道連盟に属するという形態で、それぞれの場所において稽古等の活動が行なわれます。支部は大学等の構内において当連盟に認可を受けて会員が稽古等を行なう所であり、支署は大学等以外の場所においてOB会員が稽古等を行なう所です。アメリカ、ドイツ、フィンランド、スロヴェニアなどの海外の大学等においても支部・支署が開かれています。

昭和36年10月29日における伊勢神宮奉納全国古武道大会の演武会場(伊勢神宮如雪園内相撲場)。前面の向って左から、國井善弥(師範家十八代)、國井義之(善弥師次男)、關文威(師範家十九代)
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→ 2024年4月現在の役員

営利目的の活動を一切行なっておりませんので、月謝というものはありません。会員は会報や名簿などの配布にかかわる受益者負担として若干の会費と、免許状発行に伴う費用を支払います。


活動


興味を持たれた学生さんへ

鹿島神流は現在、高校・大学といった教育の場を中心に活動の場を築いています。現代においてこそ、鹿島神流は武術という一側面だけでなく、文化的な側面においても十分に社会に資するべきだと考え、その伝承・実践の場として教育機関がふさわしいと判断したからです。鹿島神流を習得してみたいという方は、下記の支部の情報も併せて御覧下さい。


支局(支部・支署)について

鹿島神流の日々の活動は、各所に置かれた支局にて行なわれます。 支局は国内のみならず、北米をはじめとする海外にも展開されています。特に活動が顕著な支部・支署をいくつか挙げておきます。

 は講武局員の指導により鹿島神流の正統な稽古ができる支部署 「Global Standard Branch School」 を表します。


2024年4月1日 更新